【出張書評】最大手Amazonニュースきんどうさんで新刊書評が掲載されました!【きんどるどうでしょう】
Amazonニュースの超大手、きんどうさんのところで書評書かせてもらいました!今回の書評は漫画ではなく円城塔・田辺青蛙両先生夫婦による『読書で離婚を考えた。』です。7月3日に記事がアップされました。きんどうさん、ありがとうございます!
<きんどうさん、当該記事リンク>
さて、きんどうさんの出張書評が出来るまでを時系列でまとめてみました。
きんどうさんは本当に仕事が早いです!こちらものんびりしているとめちゃくちゃクイックでレスが来ますので注意が必要です。
- 6月28日 新刊書評募集を見る
- 6月28日 Twitter @zokndに連絡してみる
- 6月29日「字数は1,500から5,000字を目安に」字数制限
- 6月30日 書評書く
- 7月1日 書評ゲラ完成しメールで送る
- 7月1日 書評完成。掲載を待つ
- 7月3日 書評掲載!Amazonギフト券がくる
- まとめ
【2017年7月版】キンドルアンリミテッドKindle Unlimitedでオススメまんがを見つけよう!【読み放題】保存版
<2017年9月版はこちらから>
kaigyou-turezure.hatenablog.jp
【7月の大注目作品!キンドルアンリミテッドKindle Unlimited】
キンドルアンリミテッドKindle Unlimitedに新しく入ったコミック作品を随時紹介していきたいと思います。
- 【7月の大注目作品!キンドルアンリミテッドKindle Unlimited】
- 【未読ならもったいない!キンドルアンリミテッドKindle Unlimitedおすすめマンガ】
- 【絶対にはずせない!キンドルアンリミテッドKindle Unlimitedおすすめマンガ】
■ライオン 園田ゆり短編集
続きを読むデビュー作を含む、園田ゆりの初期短編集。『ライオン』(アフタヌーン四季大賞受賞作)を表題作に、『BLUE LETTER』『かがやける日々』『ランダージョ』『小梅マーメイド』『朝が来るたび』『弟の外出』の7編を収録。本文303ページ。
【月間ランキング】2017年6月に購入した、おすすめ漫画ランキング【ネタバレ漫画レビュー】
6月が終了しました!
2017年も半分が終わりました。みなさん、いかがお過ごしでしょうか。
6月の漫画も素晴らしい作品がいっぱいありました。 本当に読み応えがありました!2017年6月のランキングを発表したいと思います。管理人がレビューを書いた作品はリンクを貼ってありますので参考にしてください。あと、HUNTER×HUNTERだけランキングから除外させてもらっています。なんか凄すぎるというか、特別なので。
今回のランキングは管理人が6月に買った漫画ですので、新刊ではない作品も入っている場合があります。ご注意ください。
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1位 阿・吽(6)
阿・吽 6 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
続きを読む【感想】『やがて君になる(4)』仲谷 鳰 (著) このままでいたい。このままではいられない。この気持ちはどこに行けばいい?【マンガ感想・レビュー】
『やがて君になる』4巻出ました!
4巻では生徒会劇の練習が始まります。本番に向けていろいろとありそうな予感の4巻でした。
橙子先輩はお姉さんの完璧なイメージに自分を重ねようとしますが、お姉さんの知り合いに二人は全然違うと言われてしまいます。
体育祭が終わってから侑ちゃんの心境にも微妙な変化が起こります。微妙な二人の関係が生徒会劇で少しずつ変わっていきます。「好き」を持たない侑ちゃんが変わることで、きっと橙子先輩との関係も変わってしまうに違いありません。周りを巻き込みながら生徒会劇の準備は進んでいきます。おすすめです!
七海燈子の念願である生徒会劇。 夏休みに入り、その練習合宿が行われる。 それぞれの思いを秘めながら合宿に臨む燈子、侑、沙弥香。 その一方で、燈子の追い求め続けた理想は、揺らぎ始めていた。 「侑は私のこと、好きにならないでね」
<5巻感想はこちら>
<3巻感想はこちら>
『やがて君になる』3巻巻末より
体育祭が終わり、次は3巻巻末にあった4巻の予告がとても暗示的です。記憶を失った主人公。そして3人が話しかける主人公のイメージはバラバラで主人公は悩む。なかなか管理人的には好きな絵です。
今回の生徒会劇の主人公を燈子先輩がつとめます。燈子先輩は亡くなったお姉ちゃんのようになることを目指します。
「澪と七海さんはあまり似てないな」
橙子先輩は自分の考えているお姉ちゃんを目指していますが、お姉ちゃんと同級生で生徒会も一緒だった市ヶ谷さんにこう言われてしまいます。自分の知っているお姉さんと違うお姉さんのイメージに橙子先輩は動揺します。
「侑は私のこと好きにならないでね?」
橙子先輩は自分のことが嫌い。燈子先輩が好きではないことを好きだという人を好きになれない。だから侑は自分のことを好きにならないで。
はい橙子先輩、病んでます。
……どんな理屈よ。むー。橙子先輩はやっぱりマジ基地かも。4巻は全体に比較的まともな感じなんですけど3巻の雨宿り(P.86)の表情とか、かなりまずいですよね。橙子先輩は侑ちゃんが簡単に変えられるようなキャラではない感じですけど、侑ちゃん大丈夫かなぁ。
わたしのXXXもののこと 嫌いって言わないでよ
「ばか」
この前のシーンで、燈子先輩が言っていたことの反語です。
自分が嫌いなことを好きな人を好きになれないよね、をひっくり返しています。好きなことを嫌いて言わないで、ってことですよ。それを考えて解答しましょう。
解答例:
わたしのXXXもの → わたしのすきなもの
当然侑ちゃんが好きなのは橙子先輩。侑ちゃん、事実上の橙子先輩ラブ宣言ですね!
「先輩のばーか」
あら、侑ちゃんかわいい!
侑ちゃんは橙子先輩、というよりきっと初めて人のことを好きだって認識できたかもしれないのに、口から出てきたのは「ばーか」。かわいいね、侑ちゃん。一歩間違えばメンヘラペアですが、かわいいから許す。
おまけ: 沙弥香ちゃんがちょっと悲しい。
今回は沙弥香ちゃんが悩み多い巻でもありました。このシーン好き。理性的な沙弥香ちゃんも裏ではひとりでモンモンとしています。人間関係的には、
侑ちゃん ⇄ 燈子先輩 ← 沙弥香
って感じで、沙弥香ちゃんだけがひとりぼっちです。
個人的には沙弥香ちゃんが幸せになってほしいキャラです。4巻幕間の「初恋はいらない」で沙弥香ちゃんの初恋の人が出てきますが、こんなタイトル自体沙弥香ちゃんがふびんでなりません。だれかもっと大事にしてやれよ。なんとなく沙弥香ちゃんは幸薄そうで気になってしまいます。
ということで、いろいろと話が進んできた4巻でした。
侑ちゃんも燈子先輩も変化する直前みたいな雰囲気ですね。これっていい方向に変化したらハッピーエンドですけど、悪い方向に向いたら破壊的になりますよね。橙子先輩のメンヘラ、大丈夫かな……。ブチ切れたら怖そう。
侑ちゃんも橙子先輩も悩みながら進んでいます。それがどんな形で目の前に現れるでしょう。生徒会劇はどんな脚本に変更され、どんな結末を迎えるのでしょう?いまから5巻が楽しみです。おすすめです!
<1巻丸ごと試し読み>
【感想】『幸福の「資本」論―――あなたの未来を決める「3つの資本」と「8つの人生パターン」』橘 玲 (著) 人は幸福製造機というブラックボックス
橘玲先生の『幸福の「資本」論』読みました!
なかなか面白い本でした。幸福になるには「金融資本」「人的資本」「社会資本」の3つがインフラになる、そしてその組み合わせで2x2x2の8通りのライフスタイルがある、ということです。
資産運用の教科書をみているような幸福論です。『アランの幸福論』や『ラッセル幸福論』とは全く異なります。自分たちはどのように人生設計をするべきなのか。お金や友人、スキルアップなどをどのように注力するべきなのか、大変考えさせられました。
橘玲先生の著書は読ませます。引き込まれて1日で読みきりました。人生に対する見方が変わるかもしれない一冊です。すごいおすすめです!!
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【感想】『青野くんに触りたいから死にたい(1)』椎名うみ (著) 純粋で、切なくて、そして狂う。恋って一体なんだろう? 【マンガ感想・レビュー】
(2017.10.23更新)
『青野くんに触りたいから死にたい』1巻出ました!
第一話が衝撃的でしたね。読んで引き込まれてしまいました。
優里ちゃんと付き合いはじめて2週間で青野くんが死んでしまいます。死後、優里ちゃんだけが青野くんの幽霊が見えます。たとえ幽霊になっても優里ちゃんは青野くんが好き。でも幽霊の青野くんは優里ちゃんを侵食していきます。幽霊の話なのでちょっと怖い。
登場人物みんなの幸せになるための出口が見当たりません。みんな、どうなったら幸せになるのでしょう?なかなか読ませるお話です。おすすめ!
君に触れるなら、死んでもいいよ。これがわたしの愛なんだ。アフタヌーン公式サイト「モアイ」掲載の1話が30000PV突破! 話題の「青野くん」がついに単行本化! 天然少女・優里ちゃんと、その彼氏・青野くん。ごく普通のお付き合いをしていたふたりだが、ある日突然、青野くんが「いなくなって」しまう……。絶対に結ばれないし、触れ合えないふたりの、でたらめで切実すぎるラブ・ストーリー。
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ちなみに1巻のバージョンと別に、分冊版もあるようですのでご注意ください。
ちょっとおとぼけな優里ちゃんと青野くんは付き合いはじめます。でも、たった2週間で青野くんは死んでしまいます。
憔悴しきった優里ちゃん。
管理人は、この顔を見て「あ、なんかすごいマンガかも!」って思いました。今までの優里ちゃんはツルッとした感じの表現でしたが、青野くんが死ぬ前と後の優里ちゃんの表情のギャップがすごくて胸に響きました。
優里ちゃんの前に幽霊になった青野くんが現れます。もちろん生前とはいろいろな意味で別の存在になっています。でも優里ちゃんにとってはかけがえのない恋人です。
幽霊になった青野くんには生前に近い部分と、いままでに優里ちゃんが見たことがない部分の二つが見えます。見たことがない方はまるで悪霊のようです。そして悪霊のような青野くんも優里ちゃんは受け入れます。
幽霊になった青野くんに対して恐怖心もある優里ちゃん。でも、それを乗り越えられるぐらい優里ちゃんは青野くんに対する純粋な想いがあります。
すごいですね、この表現!
単純に墓場で死人が怖くてビビるとかじゃありません。優里ちゃんの一途な想いが怖すぎます。相手が死んでしまって幽霊になっていても、自分は生身のままでも相手を追いかけるということです。相手が死んでいても受け入れてしまうって、明らかにホラーです。
幽霊の青野くんは二面性があって、徐々におかしくなっていきます。優里ちゃんはそんな青野くんを受け入れますが、負荷が大きくなってきます。丸一日記憶がなくなったり、鼻血を大量に出して倒れてしまいます。
そのほかにも登場人物がいて話を動かしはじめます。
登校拒否の堀江美桜ちゃんは大のホラー映画好きで、解決の鍵を握っている感じです。そして色々と巻き込まれている藤本くん。藤本くんは青野くんの友人で、最初は口が悪くて印象よくないやつなんですけど実はいい奴。自分では望んでいないのにだんだんとキーパーソンになってきています。キスしちゃうしね。
ということで、なかなか読ませる1巻でした。椎名うみ先生の表現はシンプルで、でも残酷です。
何がいい?何がわるい?
死んでいるから悪くて、生きているからいい?
純粋に好きだっている感情はどうすればいい?
ただただ純粋に好きだって感情が抑えられないと、その感情は狂気に近づきます。たとえ相手が死んでいても生死を超える感情があるということは理解できます。でも普通は生理的に受け付けません。死体が好きとか幽霊が好きとか、根本的にまずいですよね。でも相手が死んでも、好きだって気持ちが消えないときには一体どうしたらいいでしょう?そして目の前に好きだった人の幽霊がいたらどうします?
純粋恋愛に突っ走る女子高生に、ウラオモテ二面性がある幽霊の彼氏。そして彼氏は彼女の精神と肉体を侵食していきます。切なくて残酷で、そして狂っています。でも優里ちゃんがそうなるのもすごいわかる。単純に素直に好きってだけ。でもそれが許されない。
できたらみんな幸せになってほしいけど、現時点ではみんな出口がない。
みんなはどうなったら幸せになるでしょう?優里ちゃんにとって幸せとは青野くんが生き返ることだけど、これは無理。青野くんが幸せになるには生き返るか成仏するか。生き返れはしないし、成仏したら優里ちゃんには会えなくなります。藤本くんが幸せになる条件はまったく不明。優里ちゃんと付き合ったら死んだ友人の青野くんに対して罪悪感がでそう。唯一、良い将来が見えるのは堀江さんで、優里ちゃんと友達になって登校拒否がなおって学校に行けるようになると幸せかも。
これから一体どういうお話が待っているのでしょう。期待の作品です。
ご参考になりましたら幸いです。
<試し読み>
【感想】『徒然チルドレン(8)』若林稔弥 (著) だけどまだ、君に届く途中【マンガ感想・レビュー】
ありとあらゆることが中途半端になりだしてきた6月ですが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか。現時点でうちは1年間の中で一番忙しい時期の一つを迎えております。我々の仕事にも季節性があってピークもあればボトムもあります。今回はピークを迎えておりまして、ほぼ毎年6月と12月に二峰性のピークを描きます。患者さんがいっぱいきてくれるのは本当に嬉しいことなのですが、反面本当にきつい。患者さん一人一人が色々な症状を持って受診されますので、気を抜かずにミスのないように診療を行っています。わかりやすく言うと、毎日が本番のセンター試験を受けているような感覚です。外来はすごい神経の集中が必要で、終わったら魂が抜ける感じです。ちなみに二峰性が変換されなくて非常に苦労しました。二峰性ごときが変換されずに本当に医師のPCか。
ということで、本当はこんな感じで10ページぐらい延々とクダを巻いてきたいのですが、そうなるとなんだかよくわからない呪いのブログのようになってしまいますのでいつものように話を進めたいと思います。6月はお中元の発送手続きや、設備投資の関係手続きの書類や、夏の時期の地域の時間外当番の話とかいっぱいやらなくちゃいけないことがあります。おまけに医療事務も一人辞めるし。……いかん、また長文の海に飲み込まれそうだ。気分を変えて漫画を紹介しますか。
『徒然チルドレン』8巻出ました!
いよいよテレビアニメも7月4日からスタートです。色々と期待です。さて、8巻は体育祭&修学旅行です。
それよりも表紙にびっくりしたね。東條さんと荻上くんじゃん。7巻までの油が切れたロボットのような東條さんの動きからはこの表紙は想像できなかったね。ハイタッチしてるじゃん、オギと。
8巻もみんなドキドキで、すごいよかったです。かなりおすすめでした!
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【感想】『寿司 虚空編』巨大数マンガ ついに販売決定! 「天文学的な数字」って小さいよね!!
巨大数についてのマンガ『寿司 虚空編』がついに発売されるという情報が出ました!
まじか。このマンガに需要ってあるとは思いませんでした。いや、世界的には数学マニアに受ける可能性はあるな!アメリカのKindleとかで英語出版したらロングヒットしそう。
この世の中で一番巨大なものを取り扱っているマンガです。よく大きな数字の事を「天文学的な数字」って言いますけど、全然そのレヴェルの数の大きさじゃありません。
天文学的な数字って、小さいっ!
っていうマンガ。第1話からグラハム数でチェーン表記レベルですから、すでに頭おかしいレヴェルです。言っている意味がわからなくても大丈夫。管理人もわかっていません。
とにかく、ごく一部の好きな人だけのぞいてみてください。かなり
ブチ切れた巨大数
についての考え方が寿司を舞台に描かれています。ただただ巨大な数を表現したいという狂った人々のマンガです。しかも、巨大数研究はまさにリアルタイム。管理人は大好きです。発売の8月が待ち遠しいですね!
<追記:ついに発売になります!直前投稿>
kaigyou-turezure.hatenablog.jp
- 『寿司 虚空編』という巨大数マンガ
- 巨大数について
- 数の一覧
- 関連書籍
- まとめ
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【感想】『熊西美術部らふすけ先輩(1)』おにお (著) あなたがなぞる、私のライン【マンガ感想・レビュー】
『熊西美術部らふすけ先輩』 1巻出ました!
あらやだ、なにこれ。すごくいいんじゃない?試し読みしたら「あ、これキタ!」と直感的に思いました。
絵のモデルと画家の関係って、一種独特ですよね。自分の体を見られて、感じて、そして画家の感覚で自分のラインが変換されていくって、完全に受け身。 なされるがまま。
で、恵ちゃんもすっかり受け身を取らされちゃいます。ケンカっ早くて、タイマン好きなヤンチャな女子高生が、毎日2時間じっと絵のモデルをするのです。しかも年下の美術部員に口説かれまくりながら!
「攻め」が「受け」に回ったシチュで意外と自分が「受け」だったとか、そういう感じの素晴らしさがある作品ですね。特殊な作品だと思いますけど、これはオススメです!
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【感想】「世界文学大図鑑」ジェイムズ・キャントン (著), 沼野 充義 (監修), 越前 敏弥 (翻訳) なにこの本、すごい楽しいんですけど。
「世界文学大図鑑」読みました!すごく楽しかったです。
紹介系の本って現代だけとか古典だけとか偏りがあるか、教科書的な紹介だけになるコトが多いと思います。でも、この本は今でも読んで楽しい本が多く紹介されているとおもいます。
著者と単に趣味が似てるだけかもしれませんが、
それって大事ですよね。
古今東西の文学作品をまとめて100+200編紹介するというなかなか面白い本です。池澤夏樹=個人編集 世界文学全集【全30巻】とか好きな人には絶対的にオススメできる本だと思います。
世界文学で面白いのある?というときにこの本が手元にあったらすごい楽しいと思います。自分なら後ろの現代の方からめくっていって、ピンときた本を読んでみたいです。マニアックな読書家にはすごいオススメです。
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【感想】『ライアーバード(3)』 脇田茜 (著) それはまだ恋とは呼べない……。【マンガ感想・レビュー】追記:脇田茜先生からコメントいただきました!!
『ライアーバード』3巻出ました!
これ、すごい、すごい!しびれた!!
音楽を平面に表現するってすごいことだと思いますけど、脇田茜先生の表現の仕方はオリジナリティあふれています。音がこんな形している、って感じることができるすごい作品です。
とくに3巻ラストがいいです。なので、ぜひ3巻まで読んでみてほしいです。ハートに直撃するタイプの作品なので、万人受けする作品ではないと思いますがハマったら最高にすごい作品だと思います。これはオススメ!
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【感想】『ぼくたちは勉強ができない 1』筒井大志 (著) ジャンプのラブコメ史を変えるか?【マンガ感想・レビュー】
(2018.02.12更新あり)
『ぼくたちは勉強ができない』1巻発売されました!
あまりに売れすぎて、実本が足りなくなって電子書籍を緊急発売という、ジャンプでも驚異的な展開になっています。やるな!
すでにジャンプラブコメ一強の時代は終わった!
いままで数多くのラブコメがチャレンジしては撃沈していったジャンプ。現時点でのジャンプのラブコメ王者は『ゆらぎ荘の幽奈さん』です。ラブコメ一強説は多くの読者を巻き込んで、ラブコメ打ち切りがあるたびにラブコメ一強読者の安堵と、新たなるチャレンジャーへの期待が高まっていました。
そこに登場したのが『ぼくたちは勉強ができない』ですよ!できることなら『ゆらぎ荘の幽奈さん』と一緒に新ラブコメ二大巨頭時代を作って欲しい!
でもダメならやはり倒すしかない、あのお色気満載でハーレム完備、ラッキースケベの覇王『ゆらぎ荘の幽奈さん』を!!
『ぼくたちは勉強ができない』はジャンプ本誌もすごいいい感じで進んでいて、現状かなり期待な訳です。雑誌派の人もコミック派の人もぜひ注目してもらいたいオススメの一作です!