【感想】『北北西に曇と往け 2巻』 入江 亜季 (著) アイスランドを知る、世界の果てを知る。【マンガ感想・レビュー】
『北北西に曇と往け』2巻出ました!
2巻は、
めちゃくちゃアイスランドガイドブック
でしたね。入江先生、アイスランド好きすぎですね!アイスランド政府観光局かよ?読んだらアイスランドに行きたくなりました。
アイスランドの実際の風景はどうなんでしょう?wikiを中心にピックアップして見ました。
慧の友人である清が日本からアイスランドを訪れます。2巻は清くんと一緒に慧がアイスランドを紹介していきます。見ているだけで楽しくなってしまいます。1巻でストーリーの中心となっていた弟の三知嵩(みちたか)は、2巻ではちょっと登場するだけです。
1巻で登場人物の紹介、2巻でアイスランドの紹介、ってかんじです。お話が動くのは3巻からでしょうか?すでに入江節が炸裂しています。『乱と灰色の世界』が好きな人なら絶対にオススメです。
あー、羊食いたい!
って感じの2巻でした。
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主人公、御山慧(みやまけい)は高校中退の17歳です。祖父ジャックの住んでいるアイスランドにいて、暇つぶしに探偵業をやっています。
慧の弟の三知嵩(みちたか)は日本の叔父夫婦に引き取られていましたが、二人とも亡くなったため、兄を追ってアイスランドにきました。
リリヤはジャックの恋人カトラの娘です。カトラは女優でリリヤも美人です。慧とはいろいろとぶつかっていますが、はたから見たらお似合い。
どうやら慧は日本でも探偵業をやっていたようです。そして今回、アイスランドにやってきた清(きよし)と日本では組んでいたようです。結構危ないこともやっていたようです。
2巻はアイスランドの観光名所が目白押しです。wikiを中心にまとめてみました!
ハットルグリムス教会、レイフ・エリクソン
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ハットルグリムス教会(アイスランド語:Hallgrímskirkja, ハトルグリムスキルキャ)は、アイスランドの首都レイキャヴィークにあるルター派の教会である。アイスランドでもっとも大きな教会であると同時に、もっとも高い建物でもある。
レイフ・エリクソン (Leif Ericson、古ノルド語:Leifur Eiríksson、970年頃 - 1020年頃)は、アイスランド生まれのノルマン人航海者(ヴァイキング)。赤毛のエイリークの息子。 ヨーロッパ大陸から海を渡ってアメリカ大陸に史上初めて到達したとサガによって伝えられている。
グトルフォス
グトルフォス(Gullfoss)は、アイスランド南部にある滝。アイスランド語で"gull"は「金」、"foss"は「滝」を意味し、「黄金の滝」という名を持つ。
ストロックル間欠泉
ストロックル間欠泉(-かんけつせん、アイスランド語:Strokkur)は、アイスランドのクヴィータ川近辺にある、地熱地帯に位置する間欠泉。
シンクヴェトリル国立公園
シンクヴェトリル(アイスランド語: Þingvellir)は、アイスランドの国立公園地域。ユネスコの世界遺産にも登録されている。
ギャオ
レイキャダールルReykjadalur Valley
オーロラ
Over the Eyjafjallajökull glacier and volcano, Iceland.
まとめ
『北北西に曇と往け』2巻は入江先生のアイスランド好きが炸裂していました。すばらしいアイスランドガイドブックでした!1巻で出てきた人物はみんなそれぞれ個性的です。これから話が展開する予感に満ちています。『乱と灰色の世界』のストーリー展開がこれから始まることに期待ですね。素晴らしい作品になりそうな2巻でした。オススメです!
人気絶好調! 北欧アイスランドの旅とミステリのジュヴナイル、第2巻! ……とは言っても、2巻ではミステリ部分はしばらくお休み。主人公、慧(けい)の親友、清(きよし)が日本から遊びに来たことによって、北緯64度の島国の、観光名所でかたっぱしから遊びます。首都レイキャビクの象徴的な建築物である「ハットリグリムス教会」、大迫力の「ストロックル間欠泉」、シンクヴェトリル国立公園の大地割れ、地熱発電所、露天温泉、肉食バーベキュー、北欧美女、そして夜空に広がるオーロラ! 2巻を読み終えるころには、豪放かつ繊細なこの島国のとりこに、あなたもきっと!
ご参考になりましたら幸いです。