【感想】『うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。2』ほた。(著), CHIROLU (著) ラティナがカワイすぎる問題、発生中!【マンガ感想・レビュー】
『うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。』2巻出ました!
はい、1巻で鼻の下伸ばした野郎ども、ついに2巻が出たぞ!!
とにかくラティナがカワイすぎて問題です。こいつはカワイさ度数が振り切れているよね。ラティナのカワイさは理性より深層のハートの部分に直撃する感じがします。読者は完全にラティナを子供か、下手すりゃ孫みたいに見ているようになっているもん。
1巻でデイルに拾われて、いろいろな言葉を覚えはじめたラティナ。2巻ではデイルの仕事の都合で初めてラティナは長時間はなればなれになります。不安になって元気がなくなるラティナ。「踊る虎猫亭」のケニスはそんなラティナに料理を教えます。そのけなげな姿勢っていったらないですよ!
実は小さく見えるラティナもそろそろ学校に行く年齢で、これから学校の話も出てきそうです。そしてラティナの生い立ちや「追放」されたという理由、なかなかそのことをデイルに話せないでいることなどが出てくるに違いありません。いろいろ伏線もあって楽しみです。表紙見てカワイイと思ったら、かなりオススメです!
日々成長する“うちの娘”を見守るアットホームファンタジー、第2巻! 若くして近隣にその名を轟かす冒険者の青年デイルと、深い森の中で彷徨うところを保護された魔人族の少女・ラティナ。 人間族の言葉を覚えた彼女は、徐々にデイルが拠点とする冒険者の宿「踊る虎猫亭」の手伝いを始めていた。 そんなある日、デイルの元へ王都からの仕事の要請が――! 初めての離れ離れの時間が彼らにもたらすものは……? 日々成長する“うちの娘”を見守るアットホームファンタジー、第2巻!
ラティナ、だんだん元気がなくなる
仕事で半月はなればなれになったデイルとラティナ。ラティナはだんだん元気が無くなってしまいます。見るに見かねたケニスはラティナに料理を教えます。
デイルに会う前の事情が今ひとつわからないラティナです。ケニスとの会話でもちらちら昔のことが見え隠れします。子供なのに片方のツノだけ折られて罪人として追放されているようですから、簡単には話せない過去があるに違いありません。
デイルも早く帰りたい
今回の仕事はちょっと大きめです。「七の魔王」の配下と思われる者が相手です。魔族を一撃で蹴散らした後もデイルの頭の中はすぐにラティナに会いたくてグルグルになってしまいます。ラティナ禁断症状です。
デイル、ようやく帰る
「踊る虎猫亭」にもどってくるなりシャウトするデイル。きみね〜、どんだけよ。
ラティナがカワイすぎる問題
デイルに会いたくて会いたくてたまらなかったラティナとの久しぶりの再会です。虎猫亭を手伝っていたので三角巾を頭にしています。それもカワイイ。とにかくけなげですよね。思わずうるっときてしまいます。
ラティナ8歳
なんと!ラティナは8歳でした。見た目では5歳ぐらいなんですが、もう学校に行く年齢です。でも他の子供に比べてもとても小さいです。
魔法の勉強開始
ラティナは簡単な回復魔法を一つだけ知っています。デイルは護身用にもう少し魔法を覚えさせようとします。まずは基礎から、のつもりでしたがラティナの覚えが結構早いです。魔法を使ってシャーベット(?)のような冷たいお菓子も作っています。すごいな!
あと、チャイナ風のお団子カバーもかわいかったです。
ということで、ラティナとデイルが初めて長期間はなればなれになる2巻でした。お互いに一人でいるとさみしい感じが出て、戻ってくると喜びもひとしおですね。
1巻から読み直すと、ラティナの成長が早いです。それに比べてデイルがぜんぜん子離れ出来ていないのよ。全てにおいてラティナがカワイイという一点で、買って満足の作品でした。オススメです!