■[随時更新]1巻で完結するオススメ漫画
簡単に読み終えることができる 1巻で終わる漫画のオススメをご紹介します。
管理人の独断で載せておりますので、 ぜひ手に取ってみてください!
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蝶のみちゆき
「ごめんね 寂しか思いさせて……大丈夫 そうそう長くは待たせんけん……」 遠く響く三味線に異国の言葉が混じり合う長崎丸山。 絶世の花魁と重い病を抱えた一人の男の過去が、 やがて密やかな“愛と死”の物語を紡ぎ始める…… “世界”がいち早く評価した孤高の俊才・高浜寛が、長崎丸山に生きる遊女の「切なすぎる純愛」を洗練を極めた筆致で描く。国内の漫画家、海外のバンド・デシネ作家、映像作家など、ジャンルや国籍を問わず多くのアーティストたちから熱い注目を集める傑作!!
もっともっと評価されて良い高浜寛さん。
遊女、几帳がとてもキレイ。かなり現代風にアレンジされておりますが、これもまたよしでしょう。
あと、皆さん、医療関係者なら梅毒ついて復習しておきましょう。マンガの中の講義でもあります。
タイトルは歌舞伎狂言の「蝶の道行」から取られています。
ジジジイ
あるときは杖をつき若者に苦言を呈し、またあるときは半ズボンで街を駆ける。正体不明の快速快盗・通称「ハープ」。その正体を知るものは誰もが口をつぐむ。盗むものは、心。年齢は70歳。
宇宙兄弟よりも好きかも。70歳の俊足ジジイが粋です。これは隠れた名作です。リアル本の方はタイトルが「ジジジイ(1)」になっていますから、これからも続刊でるのかも。 夢から覚めたあの子とはきっと上手く喋れない 夢から覚めたあの子とはきっと上手く喋れない (モーニング KC)
初作品集『変身のニュース』/第二作品集『僕は問題ありません』(各全一巻)、両作品とも「俺マン」トップ10入り&「このマンガがすごい!」にランクイン!! 業界最注目の新鋭が、あらゆる種類の「さみしさ」を描いた最新短編集。
ああ、痛い。痛すぎ。宮崎夏次系さんの作品はもう、どうしたらいいのか私にはわかりません。困った。どうしようもなく、どうしようもない人だけにオススメ。 25時のバカンス 市川春子作品集II 25時のバカンス 市川春子作品集II (アフタヌーンコミックス)
深海生物圏研究室に勤務する西 乙女は、休暇を取って 久しぶりに弟の甲太郎と再会する。深夜25時の海辺にて乙女が甲太郎に見せたの は、貝に侵食された自分の姿だった。
市川春子さんの作品の雰囲気が好きです。レトロSFというか、世界の片隅で時間の進み方が違うような感じが好きです。やっぱり好きなので紹介。 終末のラフター 田辺イエロウ 終末のラフター (少年サンデーコミックススペシャル)
大ヒット作田辺イエロウ最新作。終末を迎えた世界に舞い降りた一人の男。悪魔と呼ばれるこの男はこの世で何を成すのか!?
結界師の田辺イエロウさん、やはり上手いです。というか、このまま単純にこの話の続きがみたいです。 さよならタマちゃん (イブニングコミックス)
いつか漫画家になる事を夢見て、漫画家アシスタントとして日々を暮らしていた35歳の主人公。そんな彼に突然襲ってきた癌という大きな試練。睾丸の癌に冒され、片タマを失った主人公が、家族や他の入院患者との出会いをコミカルな絵でリアルに描ききる。後が無いのはわかってる。でも諦めるには早すぎる! 夢を掴むための闘病記!
闘病記としても出色の出来。作者の人柄がにじみ出ています。で、奥先生も男前だわ!医療関係者もそうでない人もオススメ。 黄色い本 黄色い本 (KCデラックス アフタヌーン)
小説の主人公に自分を重ね、図書館で借りた本を読みふける少女。名作「チボー家の人々」を題材に採った表題作のほか、3編を収録。
読書好きにはたまらない本。管理人は2日徹夜してそれでも読みきらずに高校の授業中に田辺聖子さんの新源氏物語3巻を読んでいたのを思い出しました。「黄色い本」を読んでから思わず「チボー家の人々」、全巻買い揃えました。 夕凪の街 桜の国 夕凪の街 桜の国 (アクションコミックス)
昭和30年、灼熱の閃光が放たれた時から10年。ヒロシマを舞台に、一人の女性の小さな魂が大きく揺れる。最もか弱き者たちにとって、戦争とは何だったのか……、原爆とは何だったのか……。漫画アクション掲載時に大反響を呼んだ気鋭、こうの史代が描く渾身の問題作。
原爆というあまりに重たい題材を取り扱った素晴らしい作品。私は子供のころ、原爆関係のテレビを見てその強烈な印象のため熱を出したことがあって、なるべく避けてきた題材でした。でも、この漫画にあまりに感動してしまい、何を間違ったのか私のレビューが大手新聞の読者感想に取り上げられてしまったという作品。日本人なら読んでいない人は本当に読んでほしい。 おもいでエマノン おもいでエマノン (リュウコミックススペシャル)
長い髪、編みの粗いセーターにジーンズ姿、吸い込まれるような深い瞳とそばかす。そしてタバコ。ナップザックにはE.Nとイニシャルを縫い込まれている。 彼女がE.N――エマノンだ。見た目はなんということはない普通の少女だが、彼女のなかには「地球に生命が発生してから今までの全ての記憶」があった……。
これは名作。手に取ったことがない人はぜひみてほしいなあ。 変人偏屈列伝 変人偏屈列伝 (集英社文庫―コミック版)
実在の変人偏屈たちを漫画化 全原作 荒木飛呂彦!! 自分の信念を曲げないその生き様は、時に魅力的で、尊敬にすら値する! これは常識では考えられない行為を一生涯続けた変人偏屈たちの物語である──。
作画は荒木飛呂彦でない方が結構書いていますが、荒木飛呂彦さんの雰囲気があふれています。この奇妙さ、人間という生き物の業の深さというか、生々しいものを感じてしまいます。こちらで紹介しているのは文庫ですが、ハードカバー版もあります。私はハードカバー版の方を持っています。 三河物語 三河物語―マンガ日本の古典 (23) 中公文庫
彦左衛門が著した徳川家興隆の真実と旗本の意地。
これは一体?そう、あのガンダムの安彦良和さんです。安彦さんはかなり歴史物を書いていて、歴史的な人物の横にいる一般の人目線でお話が進行します。この三河物語もそうです。ただ、いつもの安彦さんの作品のラストは若い青年が前のめりに倒れていく、って感じが多いのですが、この三河物語は大久保彦左衛門忠教の頑固ジジイがグチグチと愚痴を言いながらそれを本にして瞬く間に流行作家になるまでが素晴らしい。隠れた歴史マンガの良作だと思います。 ザ・クレーター 手塚治虫 ザ・クレーター 手塚治虫文庫全集
非現実的な状況に出遭った時、人は自らが抱える狂気に飲み込まれてしまうのか。それとも――? 17のエピソードから、人間の秘めたる業が浮かび上がる!
手塚治虫の作品です。鳥人大系とかも一応1巻になると思いますが、こっちをおすすめ。でも鳥人大系もその他の作品群もどれも素晴らしいです。 これからも随時、更新していこうと思います。 ご参考になりましたら幸いです。 ↓1日1回、クリックお願いします!↓ 人気ブログランキングへ