■アトム ザ・ビギニング(3) (ヒーローズコミックス)
アトム ザ・ビギニング、読みましたか?
アトムの前日譚ですが、
なかなか読ませる内容になっています。
もっと注目されてもいい気がしますが、
自分が知らないだけでしょうか。
すでにアニメ化も決定しているようですので、
これから人気が上がってくることを期待。
実際にアトムを作るとしたら
こんなステップを踏むのかもしれません。
アトムがすでに超えたであろう
技術的特異点、シンギュラリティについて
考えさせられてしまいます。
クリックするとAmazonに飛びます。
近未来の日本。とある大学に、ロボット開発にすべてを懸ける若き研究者、天馬とお茶の水の姿があった……。
マルスのオーナーであるDr.ロロの正体を追って太平洋の孤島に渡ったシックスと天馬たち。早速研究施設に乗り込むが、そこは軍事要塞と化していて──。
“ゆうきまさみ”と“カサハラテツロー”が描く“鉄腕アトム”誕生前史、蠢動の第3巻!
いま、物凄いスピードで
人工知能のレヴェルが上がっています。
人間の行っている仕事が
人工知能に置き換わるのもそう遠くはありません。
すべてではありませんが、
現時点でも徐々に機械が行う仕事が増えているはずです。
技術的特異点、シンギュラリティ
という単語を聞いたことがある人も
いるかと思います。
技術的特異点(ぎじゅつてきとくいてん、英語:Technological Singularity)、シンギュラリティ(Singularity)とは、人工知能が人間の能力を超えることで起こる出来事とされ、テクノロジーが急速に変化し、それにより甚大な影響がもたらされ、人間の生活が後戻りできないほどに変容してしまうとする未来予測のこと。
(Wikipediaより)
アトムはシンギュラリティを超えた存在のはずです。
あるいは、シンギュラリティを超える直前なのでしょうか。
私たちは途方も無い技術革命のど真ん中にいます。
それは、夜明け前なのか、夕暮れの最後の光なのか、
私たちにはまだわかっていません。
すみません、
マンガはそんなに深刻なシンギュラリティについての
考察があるわけではありません。
A106というアトムのプロトタイプのようなロボット
(A106はアトムと呼べますね)が
少しずつ経験を積みながら
成長していく物語です。
これからいろいろと話が動いていきそうな予感です。
実本は売り切れのようです。
こういうときにKindleは便利ですね。
理系の方々や手塚ファンには
ぜひオススメです。