■深い喪失感に、胸が痛い「ハスク・エディン husk of Eden」キンドルアンリミテッドKindle Unlimitedで見つけた……。
キンドルアンリミテッドKindle Unlimitedの中に
「ハスク・エディン husk of Eden」の表紙を見かけたとき、
私は胸が痛くなりました。
私個人としては「未完」の分類に入っていた、ハスク・エディン husk of Eden。
もう心動かされて、胸が痛いです。今思い出しても、なみだ出そう。
キンドルアンリミテッドKindle Unlimitedの作品として数年ぶりに、また出会いました。
■[まとめ買い] ハスク・エディン husk of Eden
古代城塞都市・エルドラドの中央にある聖なる塔と、塔を守る3つの壁。それらを守るため、軍に身を置く少年少女の運命は…?
全4巻のうち、1、2巻がキンドルアンリミテッドKindle Unlimitedです。
古代城塞都市エルドラドを守る世界政府軍とそれを攻める反政府勢力。
世界政府軍は、スラム街からの寄せ集めに貴族が混じっています。
戦闘と死が日常に隣り合わせです。
古代城塞都市エルドラドには聖櫃があり、どうやら維持するのに、死んだ人が必要のようです。
エリファはメルカに助けられます。そして傷が癒える間も無く、再び戦闘に加わります。
あの時と同じ月を見ているエリファ。本当に、このシーンは胸に刺さります。
こんなに明るいリリーの楽しいコマも、全体の中ではほんの少し。
この作品には深い喪失感が伴います。単に理不尽に死ぬ、というより戦いの中で周りの人に想いを残してこの世を去っていきます。もう、切なすぎて、心ゆさぶられます。
みんなみんな、若いのに逝ってしまう。
ある意味、彼らは自分の死を受け入れています。そして、自分よりも周りの人の幸せを考えながら死んでいきます。
敵も味方も、より大きな目的もあるけど、身近な人々への小さな優しさや愛を抱いています。
そして戦って死んでいきます。
駆け足で終わった全4巻。聖櫃の謎は謎のまま、エリファだけを残して、みんな消えていきます。
そしてその後、私たちは如月芳規 先生の次の作品を見ることができないままでいます。
如月芳規 先生のツイート。2014年から止まったままです。
しばらく消息不明になりますが、気にしないでください。そのうち結果が出ます(・ω・)ゞ
— 如月芳規 (@kisa_r) 2014年8月21日
こういうことを含めて、何もかもが切なすぎます……。
如月芳規 先生、早く次の作品、描いてくださいね。
ファンとして、いつまでも待っています。
キンドルアンリミテッドKindle Unlimitedで、
切なすぎる作品を見つけてしまいました。
ご参考になりましたら幸いです。
Copyright © 2016-2018 kaigyou-turezure All Rights Reserved.