【キンドル活用】Kindle『メモとハイライト』機能がうれし恥ずかしで赤面した
はじめに
アマゾン・キンドルを使っていますか?
自分はあまりキンドルヘビーユーザーではないと思いますが、現時点で1000冊は超えています。使用量としては普通だとは思っています。
たまってしまう漫画でキンドルの使用が多くて、実用書は実本で買うことが多いのですが、最近では実本で読んでいい本があったらキンドルであとから買うことも多いです。二重買いになりますが、それを上回るメリットがあれば買います。
<キンドル無料本はこちらから>
多くの方が言われていますが、キンドルのメリットは
1)文字を大きくできる
2)持ち運びが便利
3)ハイライトを一覧し検索できる
などがあります。
目次
Kindleを読書使用してみる
聖書とドストエフスキー「悪霊」を読み比べてみます。
ルビ付き+なし版 口語訳(旧約聖書+新約聖書)+文語訳(旧約聖書+新約聖書)+聖書地図 Kindle版 日本聖書協会 (翻訳)
悪霊 (上巻) (新潮文庫) 文庫 – 2004/12 ドストエフスキー (著), 江川 卓 (翻訳)
文字のサイズ変更
キンドルだと実本で読みずらい文字のときもラクラクです。こちらは聖書の創世記です。一番小さいサイズだとこれになります。
同じ創世記ですが、文字を拡大しました。
自分が実際に読むときは、これぐらい大きくしてラクラク読んで、どんどんページをめくっていきます。そのほうが読んでいる感じがしていいですよね。
Kindle目次機能
キンドルの目次の機能も大変便利です。
例えば、新約聖書のルカによる福音書の第八章をみたいな、と思ったら目次から飛ぶことができます。
口語訳のルカ福音書の第八章三二−三六節です。
ドストエフスキー「悪霊」の巻頭の引用がルカ福音書の第八章三二−三六節になりますので、比較してみましょう。文語訳のようです。
このキンドル聖書では文語訳も一緒に入っていますので見てみましょう。ルカ傳福音書第八章です。
訳が違うようですね。こちらは大正改訳です。私は聖書にはあまり詳しくないのですが、ドストエフスキー「悪霊」のルカ福音書は私の持っているキンドル版のどちらでもないようです。
などなど、分厚い聖書や「悪霊」などを持ち歩かなくてもPCやスマホでいじることができるのでいろいろと便利なものです。
いえいえ、ちゃんと管理人も一般人が聖書や「悪霊」を持ち歩かないのは知っていますが、一応そういうところにも対応できます、ということです。
『メモとハイライト』機能
http://read.amazon.co.jp/notebook
それでは『メモとハイライト』機能を使ってみましょう。
アマゾンにログインした状況でこちらを開くと、いままでに自分がつけたハイライトが一覧になって現れます。
『メモとハイライト』機能を実際に使ってみましょう。
聖書はこの様になっています。6個のハイライトがありますが、一番上が今回やったハイライトであるルカ福音書の第八章になっています。
ドストエフスキー「悪霊」はこんな感じになっています。
昔のハイライトに赤面する
今まで知らなかった『メモとハイライト』機能を使うと自分がびっくりするようなところにチェックを入れていて笑ってしまいます。自分でも完全に忘れていましたが、こんなところにチェック入れていました。
夏目漱石「彼岸過迄」
青空文庫で無料です。
「あらゆる冒険は酒に始まるんです。そうして女に終わるんです」
なに、この引用。お酒を飲んだことがない中学生か高校生みたいな部分にハイライトがあります。中年ながらに赤面してしまいます。
なんで過去の自分がこの場所をハイライトしたのか1ミリもわかりません。線を引いたのは2017年10月のようですから1年以上前。1年前の自分はいったい何を思って「彼岸過迄」を読んでいたんでしょう。
まとめ
どんどん進化するKindleですが、『メモとハイライト』機能は簡単に自分のハイライトに戻ることができるのでものすごく楽しいです。
実本だとマーカーをつけて付箋を貼って読んでいますが、二度目にアプローチする機会が少ない気がします。二度目はやはり付箋やマーカーを目印に読みますが、Kindleではそれが一覧になるので大変便利です。
夏目漱石やドストエフスキー、聖書など重たい本をぐいぐい読むにはKindleと実本の併用がいいような気がします。以前のハイライトに赤面することもありますが、自分ってこんなところでこんなこと思っていたんだな、と思ってなかなか楽しいです。
こんな使用方法以外に、とくに専門領域の勉強ではものすごいパワーを発揮すると思います。たとえば「細胞の分子生物学」は大書ですが、Kindleに入っているとものすごい便利です。辞書的にも使えますし、ハイライトを中心に読み返すことも可能でしょう。
勉強にも趣味にもたいへん役立つ『メモとハイライト』機能だと思いました。ぜひ使ってみてください。
ご参考になりましたら幸いです。
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