勤務医開業つれづれ日記・3

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【追悼】週刊少年チャンピオンが異例の追悼号 43号『鮫島、最後の十五日』佐藤タカヒロ【バチバチシリーズ】

(2018.10.06更新)

 

 

『鮫島、最後の十五日』を連載されていて、2018年7月3日に急逝した佐藤タカヒロ先生の追悼特集が9月20日発売の「週刊少年チャンピオン」43号に掲載されました。享年41歳でした。

 

目次 

 

 

週刊少年チャンピオン43号「バチバチ」特大号  

クリックするとAmazonに飛びます。 

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週刊少年チャンピオン2018年43号 [雑誌] Kindle版 

 

 

 編集部の熱い熱い思いが紹介文に込められておりましたので、全文を紹介させていただきます。

2018年7月3日未明、今号の表紙を飾る鉛筆画を仕事机に遺し、佐藤タカヒロ先生が急逝されました。止むを得ず、7月12日発売の小誌33号にて、誰もが望まない形で最終回を迎え、2009年より約9年間にわたり紡がれてきた、『バチバチ』『バチバチBURST』『鮫島、最後の十五日』の大相撲巨編「バチバチシリーズ」に幕が下りました。

 

多くの人に愛され、多くの人を魅了したこの未完の大作に対して、そして小誌を支え続けた作家の真摯な熱筆に対して、我々に出来ることは何か? それはただ一つ、哀悼の意と熱を込めた編集作業のみと思い至り、ここに追悼号を企画しました。

 

先生の遺した魂である作品は生き続け、決してなくなりません。読者の皆様のご愛顧に感謝し、また新たな応援をいただけるように、この追悼企画で少しでも未完の大作の持つ、佐藤タカヒロ先生が込め続けた熱量を感じていただけたら幸いです。  

 

週刊少年チャンピオン編集部

 (改行は管理人によります)

 

 カラーページのラストには出たばかりの19巻と、10月5日発売予定の最終20巻の紹介があります。

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異例の特集号 

この異例の特集号についてはBuzzFeedで記事になっております。

 Yahoo!ニュースでも取り上げられています。


 

記事を読む限り、このような特集を組むことはかなり異例なことのようです。

 

さらには他誌にもかかわらず、少年ジャンプの『火ノ丸相撲』川田先生も色紙を寄せています。

 

『バチバチ』『バチバチBURST』『鮫島、最後の十五日』の名場面とカラー特集で紙媒体で特別定価280円、これは絶対に買ったほうがいいですよ。

 

 

現時点での週刊少年チャンピオンのHPです。

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週刊少年チャンピオン 2018年No.43 | 秋田書店

  

追悼・熱いメッセージ

紙媒体の写真をあげております。 

 

 

なんと、小口に「ヨナラバチバチアリガトウ」の文字が書かれています。編集部の心憎い演出ですね。なんだか涙があふれてきてしまいます。これだけでも紙媒体買ってよかったと思います。 

 

管理人は紙媒体と電子版の両方を買ったんですが、このように一覧になっていた色紙がそれぞれ拡大見開きで載っておりました。かなり見やすいので、やっぱり電子版もおすすめです。少年ジャンプ『火ノ丸相撲』川田先生の色紙も巻末特典にありました。

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週刊少年チャンピオン43号 電子版特典

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最終20巻10月5日発売 

Amazonで最終20巻の書影ができていました。

これはもう買うしかありませんよね。

 

現在発売の19巻。ついに13日目、大関・猛虎との戦いになります。 

 

まとめ 

週刊少年チャンピオンが急逝された佐藤タカヒロ先生の追悼号を出しました。まさしく異例な特集でした。そして編集部をはじめ、関係者の本当に熱い想いがあふれ出でているような印象を受けました。みなさま、ご苦労様でした。

 

当ブログの「鮫島」16巻の感想記事に、佐藤タカヒロ先生ご自身からお返事いただいたこともありました。先生が残してくれた作品のことを考えると、本当に本当に残念でなりません。

 

『鮫島、最後の十五日』を雑誌で最終話まで追っていましたが、あまりにも劇的な幕切れです。急逝されて、残された最終話があまりに素晴らしすぎます。本当に神様は残酷ですが、もしもどこかで切るとしたらここしかない、という場面だと思います。最終20巻を寂しく、そして楽しみに待ちたいと思います。

 

一人でも多くの人が、この作品を手にとってくれたらいいなと思います。熱量が紙面からあふれ出るような作品です。『鮫島、最後の十五日』はものすごいオススメの作品です。

 

合掌

 

 

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 ご参考になりましたら幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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