【感想】『であいもん(3)』 浅野りん (著) 一果母、襲来【マンガ感想・レビュー】
『であいもん』3巻出ました!
管理人は『であいもん』がかなり好きです。京都の和菓子の老舗「緑松」でのお話です。一果ちゃんはお父さんともお母さんとも離れて「緑松」で暮らしています。和くんはミュージシャン崩れで京都に戻ったばかり。和くんは相変わらずマイペースです。
2巻のラストで出て来た一果ちゃんのお母さんが来襲します。なかなかのキャラのようですが、一果ちゃんは一体どうなるでしょう?
新しい職人さんで緋色さんが登場します。じいちゃん好きらしいです。枯れ専女子かよ!?『であいもん』の女子はみんないろいろでいいですね。
『であいもん』3巻も大変楽しかったです。京都弁好きだし。おすすめです!
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一果、お母さん来襲
「一果の母親です」
一果ちゃんのお母さんが登場です。フランス在住、お仕事重視のキャリアウーマンです。お父さんに連れられていた一果ちゃんを心配しながらもなかなか迎えにいけませんでした。
でもね、お母さんも名乗らないと認識されない程度のお付き合いってことです。そんなところに子供置いておくって、子供にとってはいいことじゃないですよね。
一果、急展開
「一果を引き取りに参りました」
”ですよねぇ!!”
お母さんは一果ちゃんを引き取りに「緑松」を訪れます。一果ちゃんが知らないところでピンチです。いやお母さんと住むのはいいことなんですよ。でもね、この両親は子供のメンテナンス能力皆無です。まして一果ちゃんの教育なんて無理に違いありません。
一果のお母さん、元祖目力
相変わらずの和くんの失礼な質問に、一果ちゃんのお母さんが目力で答えます。うわっ、冷たい視線が一果ちゃんと同じだ。
一果、目力は母譲り
一果ちゃんの目力は遺伝ですね。小学生にしてこの見下す視線が力強い。この子、大きくなったら手強いな。でもお母さんもそうだったようですが、一果ちゃんもダメ男好きになる可能性もあるんですよね。実際に和くんのこと気にしているみたいだし。
一果ちゃん、ハロウィンバージョン
一果ちゃんのハロウィン仮装です。去年のお話。学校でやるんですね。
一果ちゃん、猫娘(ハロウィンバージョン2)
今年のハロウィンの仮装は猫娘です。どっちもカワイイです。しっぽはどうなっているんだろう?
枯れ専、緋色さん登場
新登場の私市緋色さん。緋色さんは「緑松」の政さんの技術に憧れて、無理を言って「緑松」に勤めます。完璧主義者ですが、ちゃらんぽらんな和くんとは全然あいません。
政さんみてほほを赤らめるって、ちょっとドキッとするな。こんな展開、予想もしなかったわ。
緋色さん、萌える
緋色さんの頭の中は政さん一色。ジャニーズコンサートみたいな脳内だな!
枯れ専という新ジャンルを引っさげて登場の緋色さんに大注目ですね。何か間違っている気がしないでもないですが。咲季くんの女装趣味といい、意外と京都の老舗「緑松」もエッジがきいた人が多いですね。
一果ちゃん、あとがき
やっぱり一果ちゃんがカワイイです。指三つあげているところがすごくいい。何がいいかわからんが、ナイスです。浅野先生の絵、本当にいいですよね。
というわけで、『であいもん』3巻もすごくよかったです!
3巻は政さんと緋色さんの件もあったけど、基本は一果ちゃんの巻でした。お母さんや和くん、「緑松」のみんなと一果ちゃんの関係も少しずつ動いてきています。家族の形ってなかなか難しいけれども、母親って子供の成長には大きな役割を果たすんだと思います。一果ちゃんの母親役を「緑松」のみんながやっている、っていうことなんでしょう。まあ、管理人的には単純に一果ちゃんがカワイイ場面が多かったので、それだけで満足。
3巻で和くんのラブはコメてないけど、これからクリスマスシーズン突入なので2巻のラブコメが再燃しそうです。美弦ちゃんと佳乃子さんは和くんを巡ってどうなるでしょう?肝心の和くんが無自覚だしな!
さらに一果ちゃんには”クリスマスお母さんアタック(フランス経由)”があるはずなのでなにか不吉な予感……。
関係ないけど個人的にはバッチリ着飾った咲季くんの女装が見たいです。クリスマスかお正月バージョンで、可能なら着物で!むむむ、着物だと着付けも大変だし、協力者が必要だな!コミック派なのでトンチンカンなこと言っていたらすみません。
とか、いろいろ考えながら読ませてもらった3巻でした。おすすめです!