勤務医開業つれづれ日記・3

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【新人ジャンプ36・37号読み切り】『転生起―HAKUSAI―』藤村どら先生にめっちゃ期待!【手塚賞準入選】

『転生起―HAKUSAI―』藤村どら先生がジャンプ36・37号で読み切り掲載されました!すごい作品でましたね!!

 

 

最初に手塚賞に応募して、ジャンプ編集部から呼び出しくらっていましたので「手塚賞出るのか?」と、かなり周辺がざわついていた人物です。

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手塚賞の講評で尾田、鳥山両巨匠がかなり推していた作品で、手塚賞準入選しています。

 

まさかのラブストーリーに驚いた。また白菜で物語を描き切った根性を称えたい。絵もシンプルだが魅力がある。尾田 栄一郎

ユニークな設定や展開がよく練られていて面白かった。鳥山 明

引用:週刊少年ジャンプ 

 

この大騒ぎっぷりからして、大賞獲るかと思っていました。でも、準入選でもすごいです。 

 

 

 

『転生起―HAKUSAI―』 ハク

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「この世は生物は死後、来世を選択することができる」ー少年ハクは来世「白菜」への転生を望んでいた。しかし同じく白菜転生を望む少女と出会い、ハクの想いは揺らぎ始める。 

 

俺は絶対白菜になる!

 

 

いや、ジャンプ的には海賊王だろ、そこは!さっそくつかみから笑わせてもらいました。なんだかシュールなマンガだな、これ。

 

次に何に転生するか、みんなが試験を受ける世界です。雑草になるのも大変らしく、白菜やタンポポは誰でも知っているのでかなり難関らしいです。ハクは生前人間で、白菜を食べてすごい幸せを感じたので次には白菜になりたいと希望しています。

 

 

 

 

 

ナナコ

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いっしょに白菜に転生を目指すナナコさん。ナナコさんは前世が白菜。おなじものになるのは難しいと言われていますが、同じ白菜に転生希望のハクと二人で一緒に努力して高い倍率をくぐり抜けていきます。

 

でも、ナナコさんは最後の試験会場にいません。ハクとナナコさんの試験結果はどうなったのでしょう?そして二人はどんな決断をしたのでしょう?

 

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みんな転生していきます。前世のことは全て忘れてしまいます。それでも心の中から湧き上がってくる衝動を抑えることはできません。生まれ変わってもラブストーリーにもなっているところが本当にすごいです。だって、白菜に転生だよ?どうやって恋愛ものにするのよ?すごいな、これ!

 

 

 

ハクの友人のタンポポ希望もかないましたね。ハクくんの素晴らしいラブストーリーを聞いて感動しているのに、それでも頑固に単為生殖を行うセイヨウタンポポがいいっていうには、よほど前世でひどい恋愛をしてしまったに違いありません。

 

ちなみにセイヨウタンポポの3倍体による単為生殖って結構レア知識だとおもいますがどうでしょう。セイヨウタンポポは勝手に受粉と関係なく増えることができるので一つでも生えるとまわりにクローンが増えますが、在来種は自分の花粉が受粉しても強い自家不和合性を持っているため、単独では増えることができません。まあ、生物系の人だけの豆知識ですね。

 

 

 

藤村どら先生 ご挨拶 

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ということで、受けない人には全くわからないと思いますが、個人的にはめちゃくちゃおもしろい作品でした。

 

今回の短編自体はジャンプじゃなくてアフタヌーン系な印象ですけど、明るさとラブストーリーとギャグを兼ね備えた才能だと思います。新人の先生としてはスマッシュヒットですよね。絵柄も好きですね。これからお話も絵もどんどん伸びていってほしい作家さんです。 

 

藤村どら先生、頑張ってください。応援しています!

 

 

 

 

 

 

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ご参考になりましたら幸いです。