■えええっ!「漫画家の吉野朔実さんが死去 「少年は荒野をめざす」など」 まだお若いでしょうに、はやすぎます……。
ちょっと信じられないニュースです。
あの吉野朔実さんが死去されたそうです。
漫画家の吉野朔実さんが死去 「少年は荒野をめざす」など
スポニチアネックス 2016年5月2日(月)14時6分配信
「少年は荒野をめざす」「ジュリエットの卵」などの代表作で知られる漫画家の吉野朔実(よしの・さくみ)さんが4月20日に亡くなったことが2日、分かった。
「月刊フラワーズ」(小学館)の公式サイトで「吉野朔実先生がご病気のため4月20日にご逝去されました。謹んでご冥福をお祈り申し上げます」と発表された。
また、文学にも造詣が深く、月刊誌「本の雑誌」(本の雑誌社)で書評エッセーを連載。「本の雑誌」の公式サイトでも「『本の雑誌』で<吉野朔実劇場>を連載中の吉野朔実さんが、ご病気のため4月20日にご逝去されました。謹んでご冥福をお祈り申し上げます」と報告された。
1980年に「ウツよりソウがよろしいの!」でデビュー。自分を男だと思っていた文学少女を描いた「少年は荒野をめざす」、双子の兄妹を描いた「ジュリエットの卵」などで知られ、感覚的かつ理性的な独特のネームが読者から絶大な支持を集めた。
4月28日に発売された「月刊フラワーズ」6月号には、創刊15年記念の第1弾として、吉野さんの読み切り「いつか緑の花束に」が掲載されたばかりだった。
いままで取り上げてきて、
6巻以内に完結するオススメ漫画(1)
にも載せていますが、
かなり衝撃です……。
いたいけな瞳(全5巻完結)
[まとめ買い] いたいけな瞳〔文庫〕
もしも管理人に青春と呼べる時期があったとしたら、きっとそれはかなり吉野朔実さんにはまっていた時期にほぼ等しいに違いない。でも理解できないって人も結構いるようで、好みが分かれるようです。あの幻の「ぶーけ」で連載されていた「少年は荒野をめざす」は毎号欠かさず読んでいました。あの2人はいまはどうしているだろう?「ぶーけ」電子化したら絶対全巻買います。ええと、話がずれました。吉野朔実さんの短編集です。彼女の理性的な視点が好きです。ぜひお試しを。アブラゼミの鳴き声、進まない宿題、お父さんの本棚とお母さんの赤い口紅、そして路地に潜む怪しい人影…。夏休みを過ごす少女たちの倦怠と混沌を描く「幼女誘拐」ほか、珠玉の短編からなる吉野朔実の世界。
少年は荒野をめざす(全6巻完結)
少年は荒野をめざす 1 (マーガレットコミックスDIGITAL)
私は小林君と同じ感じで登場人物を見ていました。天才で繊細な狩野、自由な陸。2人の天才をどうしようもできずに見守るだけの小林君。個人的には吉野朔実さんの最高傑作だと思います。【あの少年は私 今もあの青い日向で世界の果てを見ている】浅葱中・名物トリオの一人、狩野都。小説を書き、いつも不思議な雰囲気を漂わせる狩野は周囲から浮いてはいるものの、管埜と小林と3人で学校生活を楽しんでいた。しかし時は受験シーズン。否応なしに現実を突きつけられる日々の中、狩野は黄味島陸と出会う。彼は狩野の心に棲み続ける少年にそっくりだった…。
このマンガを読んで、
ほんとうに衝撃を受けました。
ああ、こういう感じに
なんだか悲しいから、
Kindle版の表紙を貼ろう。
ああ、
ついでにぶーけの実本も写真を撮ろう。
こっちの表紙の方がKindle版よりずっと好きです。
「少年は荒野をめざす」は
私に取って夏のイメージです。
もう二度と戻らない少年の頃の、暑い夏。
どこに向かっているのか
分からないまま
駆け出すあの頃のイメージ。
何処までも
何処までも
あまりに早すぎます。
ショックだ……。
ご冥福をお祈りいたします。
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