勤務医開業つれづれ日記・3

「このマンガがすごい!2021」参加してます。あふれる”好き”を形に。マンガ感想とか書評を中心にしたブログです。

【感想】『新編・日本幻想文学集成 第7巻』三島由紀夫 (著), 川端康成 (著), 正宗白鳥 (著), 室生犀星 (著) 日本文学最高の妖しい小説群

 

新編・日本幻想文学集成 第7巻、買いました!

 

きたな!幻想第7巻すごい、いいです!!

『新編・幻想文学集成』は全巻買っていますが、どれも素晴らしい作品がそろっています。特に今回発売の第7巻は、

 

三島由紀夫

川端康成

正宗白鳥

室生犀星

 

の幻想作品です。みなさん、教科書に載るような文豪が”幻想文学”書いていたって知っていますか?簡単に言えば、日本文学の最高峰による

 

王道&変態

 

です。室生犀星「蜜のあわれ」は金魚との会話ですからね。頭おかしいw

こういうの手に取ってウキウキするのってありません?誰かこの気持ち共有したいんですけど、そんな人いませんかね?

 

 

 

 画像をクリックするとAmazonに飛びます。 

 

新編・日本幻想文学集成 第7巻

 

 

 

 

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『新編・日本幻想文学集成 第7巻』買いました! 

 

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手持ちの室生犀星「蜜のあわれ」を一緒に撮って見ました。

 

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中はこんな感じです。下は文庫、上は全集で同じ「蜜のあわれ」の最初の部分です。

 

 

 

 

 

 

 

三島由紀夫 橋本治編


中世に於ける一殺人常習者の遺せる哲学的日記の抜萃
志賀寺上人の恋
大障碍
手長姫
女方
憂国

ミランダ
百万円煎餅
解説 幸福な鴉

 

川端康成 橋本治編


十六歳の日記
篝火
白い満月
死者の書
死体紹介人
解説 生という半身を欠いて

 

正宗白鳥 松山俊太郎編


妖怪画
冷涙
人生恐怖図
解説 レシチンの滋味


室生犀星 矢川澄子編


蜜のあはれ
愛魚詩篇
寂しき魚界
凍えたる魚
七つの魚
寂しき魚
魚になつた興義
鮠の子
三本の鉤


青き魚を釣る人
火の魚
老いたるえびのうた
解説 森茉莉への手紙

 

 

 

 

 

室生犀星「蜜のあわれ」の第1章は「あたいは殺されない」ですよ!なにこの桜庭一樹な雰囲気は?小説が気に入れば、ぜひ「後記 炎の金魚」が載っている文庫版ものぞいて見てください。

 

川端康成は相変わらず変な雰囲気出していますよね。すごい好き。「眠れる美女」とかもいいですけど全集にしか入っていない(入れられない)「少年」とか読んだことない人なら読んだ方がいいですよ。「少年」入れたら10倍ぐらいうれるのに、ねぇ。

 

三島由紀夫もすごいですよね。三島由紀夫は個人的にはバイセクシャルだと思いますが、文章の硬さの中にある妖艶な感じってすごいですよね。この二人に谷崎が入るともう妖しすぎる日本文学の迷宮です。

 

 

 

日本の幻想文学は世界幻想文学とは違った味わいがあります。

荒俣宏先生編集の伝説的全集「世界幻想文学大系」(1976~86)も強烈ですが、今回の『新編・日本幻想文学集成』は以前、1人1冊で全33巻で構成されていた全集を新しく4人の作家を加えた新版です。各巻には宮沢賢治、谷崎潤一郎、安部公房、夢野久作、江戸川乱歩、澁澤龍彦などそうそうたる名作家の妖しい文章が集められています。2ヶ月おきに刊行中で現在7巻。全9巻予定です。お見逃しなく! 

 

 

 

 

 

 

新編・日本幻想文学集成 第7巻

 

 

 

 

ご参考になりましたら幸いです。