勤務医開業つれづれ日記・3

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電子書籍について子育ての視点から考えてみる

 

アマゾンセール、お疲れ様でした!前代未聞のセールでしたね。

 

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電子書籍についてちょっと意見が届きましたので、当ブログ管理人の考えをちょっとだけお話したいと思います。

 

 

電子書籍について

今回の92%オフの超特大セールでKindleに本格参入した、という人は何人か見ました。そういう意味では新たな顧客獲得としては悪くない戦略だったと思います。アマゾンは基本的に投資会社で、売れるものはなんでも売る、という姿勢に徹していると思います。今回もライバル会社が大規模なセールを行ったので、顧客を奪われないように緊急で特大セールをしたのではないでしょうか。

 

私は電子書籍についてはほとんどKindleしか使用していませんので、電子書籍=Kindleということで話をしたいと思います。実本と電子書籍のそれぞれのメリットをあげてみました。

 

電子書籍のメリット

1)すぐに買える。買ってすぐに読める。

2)情報なのでスペースを取らない。重さがない。

3)紛失がない。劣化もしない。

4)検索機能がある。

5)文字の拡大ができる。

6)他の人に本棚を見られなくてすむ。

7)安く買える可能性が高い。極端なセールも可能。

 

本の情報の部分だけを抽出したのが電子書籍ですから、良くも悪くも実態がありません。iPadをジップロックに入れて風呂にも入れている人いるみたいですが、自分は怖くてできません。

 

実本のメリット

1)書き込める。

2)他の人の本を手軽に読める。貸し借りが簡単。

3)パラパラめくれるので本の概要がわかりやすい。

4)デバイスが必要ない。電気が必要ない。

5)風呂で読める。

6)本屋で意外な本に出会える。

7)本棚に本があるとかっこいい。

 

実本は実体を伴った情報です。いままで使ってきた歴史があります。あとデバイスに関係ないというのが意外と大事で、風呂場に入れたりできますし携帯を使えない場所でも本を読むなら大丈夫という場所もあります。

 

 

本の中身は情報なので、人間が購入して視覚情報としてインプットする経路が違うだけで本の内容は一緒です。少なくとも私はそう信じています。

 

電子書籍の場合は実体がないので、コストが低く、重さがなく、アクセスできる環境では簡単にタイムラグなしで手に入れられます。

 

実本は逆で情報に実体があるので、コストがかかり、重く、一方アクセスできない環境でも本そのものがあれば読むことができます。

 

銀行のATMを使うか、銀行窓口でやるかの違いと同じです。どちらがいいでしょうか?

 

 

 

 

と、ここまで書くと自分はかなり電子書籍派かと思われるかと思いますが、実はけっこう実本派です。いきなり「本棚が無くして電子書籍に移行したから」って神様に言われたら、多分ショックで寝込むと思います。なかなか片付けられなくて怒られていますけど。

 

 

 

さておき、電子書籍に移行しながらもなかなか踏ん切りがつかないのはなぜか?それは、子供がいるという視点に立つと電子書籍のメリットがデメリットに変わってくるからです。

 

子供がいる親が電子書籍を買うデメリット

1)子供が親の本を見ずらい。

2)親が子供に本を勧めずらい。

3)電子書籍を見るにはデバイスが必要。

 

 

子供が知らない情報を親が提供する手段としては、家の本棚ってとても大事だと思います。子供が親の本棚を見るのは教育の一つだと考えます。自分もこっそり親の本棚から色々な本を読んでいました。

 

この本いいよ、ってタブレットをパスワード解除の状況で子供に渡すのはなかなか難しいですよね。その点、紙の本なら自然に勧めることができます。デバイスの必要があるかないは年齢によりますが、かなり大きな要素だと思います。

 

スティーブ・ジョブズは自分の子供にiPadを使わせていませんでした。デジタル機器使用はかなり制限されていました。自分も完全にデバイスの使用をブロックする必要はないし、逆に全く使えないと現代に取り残されてしまう気がします。

 

 

 

もちろん、子供にオープンにしたくない情報は電子書籍で保存しましょう。アクセスを難しくして、クローズにしておいてください。DMMですか、そうですよね。私もよくわかります(苦笑)。

 

  

 

まとめ

電子書籍は情報を取り扱うものとしてかなり便利です。しかし子供の教育を考えるとなかなか難しい場面が多くなります。親の本を借りて見たり、子供が本棚を見て自分の知らない領域に興味を持ったりすることがなくなるのは損失ではないでしょうか。

 

電子書籍は情報のアクセスはとても便利です。重さもなく、購入して使えるまでのタイムラグもありません。劣化もしません。でも、情報にアクセスするにはステップが必要です。これを子供は乗り越えられませんし、乗り越えることを勧めることもできません。どなたも、子供が親のパスワードをつかってアクセスすることをおすすめはできませんよね。

 

実本は実体があるので、情報交換をしやすいです。閲覧もかんたんです。本棚に入れてある本を子供に渡したり、親の本棚をこっそりのぞいて読めばいいからです。

 

私は個人的には子供が大きくなるまでは紙の実本を中心にして、子供が独り立ちしたら実本の数を大きく減らして電子書籍に移行するのがいいのかな、と思っています。老眼になっても電子書籍なら読めますよね。

 

みなさま、いかがでしょうか?ご参考になりましたら幸いです。