勤務医開業つれづれ日記・3

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■2.6%のバカな医師たち「精神指定医資格89人取り消し 厚労省処分 全国26病院で不正」





精神指定医資格で

3374人中、89人の資格取り消しが今回行われました。

割合としては89/3374=2.6%




2.6%のバカな医師のせいで

精神保健指定医」は大きな曲がり角に立っています。




制度疲弊があると思いますし、

指定医としてきちんとした

試験が必要であるでしょう。



精神指定医資格89人取り消し 厚労省処分 全国26病院で不正
日本経済新聞 2016/10/26 22:48

 


厚生労働省は26日、精神障害のある患者を強制入院させるかどうかを判定する国家資格精神保健指定医の取得で不正があったとして、医師89人の同資格を取り消すと発表した。昨年大量の不正取得が発覚した聖マリアンナ医科大病院(川崎市を含め、全国の26病院の医師が不正を行っていた。精神保健指定医に絡む処分では過去最大。

同日開かれた医道審議会の専門部会が取り消しを答申した。処分の発効は11月9日。89人の内訳は2009年1月~15年7月に不正に申請した指定医49人と、指導に携わった医師40人。これとは別に申請中の5人に不正が見つかり、4人は申請を却下し、1人は自ら取り下げた。

不正を行った当時に所属していた医療機関で最も多かったのは京都府立医科大病院で、指定医が3人、指導医が5人の計8人の取り消しが決まった。愛知医科大病院と兵庫医科大病院はいずれも、指定医と指導医を合わせ7人が行政処分を受けることが決まるなど、大学病院での違反が目立った。

聖マリアンナ医科大病院の複数の医師が、資格取得のために必要なリポートで、自分で診察や治療をしていない症例を取り上げていたことが発覚。指導医も含め23人の医師が取り消し処分を受けた。

その後、厚労省は過去約5年間に3374人が提出した約3万件のリポートを調査した。不正の疑いがあり「聴聞」の対象になったのは98人。「問題がない」と判断されたり、自ら資格を返上したりした医師がいたため、実際の処分は89人になったという。

返上した医師の中には、相模原市で7月に起きた障害者施設殺傷事件で逮捕された容疑者の措置入院の判断に関わった医師も含まれている。

厚労省の発表を受け、精神科を持つ医療機関でつくる日本精神科病院協会は「試験そのものがすでに制度疲労を起こしている。口頭試験を導入し、指定医としての資質を判断すべきだ」などとする声明を出した。




この事件を聞いた時、

私は精神科ではありませんが、

「本当にしょうがないバカだな」

と思いました。



全体の2.6%がおかしなことをしているせいで

精神保健指定医」全体がおかしく見られてしまいます。



一時的にでも、強制的に精神科に入院することができるのが「精神保健指定医」です。

人の自由を制限することができるのですから、

聖マリアンナのように准教授

指定医の取り消しを受けたりしたら

もう、めちゃくちゃなわけです。




京都医大も聖マリアンナも

愛知医大も兵庫医大も

大学病院が中心に指導医も指定医も資格停止されているわけです。



不正した2.6%が大学に集中しています。

収益上、精神保健指定医の診察は非指定医の診察より高い診療報酬が取れるので、指定医資格だけ入院施設のある精神科病院ぱっと取っておいて開業したり、老人病院に移ったりしてしまう医師も多い。
指定医のケースだけ集めたら、あとは用がない、ということだ。


『精神保健指定医取得のカラクリ』(じゅびあの徒然日記)2007年12月



今回の取り消しは上のブログ記事より

もっと悪いといいうことです。

リアルな患者さんすらいないまま

コピーペーストの架空の患者さんで

資格を取って、その資格で診療を行っていたということです。



いままでの診療報酬請求も

不正請求になるかもしれません。

適当にやっていることのツケは

いつか来てしまいます。





同じ医師として、医師のイメージを落とすようなことは

して欲しくないものです。




ご参考になりましたら幸いです。